禁断のWindows10 インストールメディアいじり その4
その3でUSBメモリを作ったけど物足りないというあなた。
その4もありますよ。
今回は、USBメモリに更に一手間加えておいしく頂こう!!
具体的には、USBメモリから起動後、複数の応答ファイルを選択できるようにする。
やること1
Dismを使って、WinPEの起動イメージ(USBメモリ内のsources\boot.wim)をこじ開ける。
正確にはC:\mountというフォルダを作ってマウントしてる。
WinPEとは、プレインストール環境とやらで、WindowsOSのインストールメディアを起動させるOSの事を言う。(それだけじゃないけど)
やること2
起動イメージをマウントしたらその中に自動実行スクリプト用の設定ファイルを作る。
やること3
自動実行スクリプトから呼び出すバッチファイルを作る。
やること4
バッチからさらに呼び出すバッチを作る。
やること5
Dismでこじ開けたやつを閉じつつ保存する。
要は、変更した箇所を含めてboot.wimファイルに上書き保存するってこと。
俺が何を言ってるかわからないだろう。俺もわからん。…だめじゃん。
まず、2の自動実行スクリプトだが、インストールメディアのWINPEは起動後すぐにインストール用のSetup.exeを実行してしまう。
それを、させないように設定ファイルに3のバッチを呼び出す様に設定してあげるわけだ。
そして3から4だが、別に3と4をくっつけてもいいが、後々応答ファイルを増やした時にバッチを書き換える必要が有るため分けたほうが便利なのだ。わからんだろ。
なので適当に説明画像を見て。
要は、boot.wim 内のファイル2,3はDismでこじ開けないと編集できないわけ。
方や、USBメモリ内の3や応答ファイルはいじり放題。
なので上のようなめんどくさいやり方をしてるわけだ。
未来の楽のために今はめんどくさい。
後は、起動させるだけ。
○今日のコード
★Dismでこじ開け(やること1)
※USBメモリのドライブレターをFとして
※管理者権限のDOSプロンプト上で実行してね
MD C:\mount
Dism /Mount-Wim /WimFile:F:\sources\boot.wim /index:2 /MountDir:C:\mount
★C:\mount\Windows\System32\winpeshl.ini を作る(やること2)
※テキストファイルを作ってね
[LaunchApp]
AppPath = %SYSTEMROOT%\System32\CallCustomSetup.bat
★C:\mount\Windows\System32\CallCustomSetup.bat を作る(やること3)
※テキストファイルを作ってね
@FOR %%I IN (C,D,E,F,G,H,I,J,K,L,M,N) DO @(
IF EXIST %%I:\AutoUnattend* CALL %%I:\CustomSetup.bat
)
★CustomSetup.bat をUSBメモリ内に作る(やること4)
@CLS
@ECHO エディションを選択してください
@ECHO.
@ECHO Windows 10 Home → h
@ECHO Windows 10 Pro → p
@ECHO.
:GETEDITION
@SET /P E=" > "
@IF NOT %E%.==h. @( IF NOT %E%.==p. GOTO GETEDITION )
@echo %~dp0setup.exe /unattend:%~dp0Autounattend_w10%E%.xml
@%~dp0setup.exe /unattend:%~dp0Autounattend_w10%E%.xml
★Dismで閉じつつ保存 (やること5)
※管理者権限のDOSプロンプト上で実行してね
※マウントフォルダやファイルを開いてたら閉じてね
Dism /UnMount-Wim /MountDir:C:\mount /comit
色々書いたが、文才なくてすまん。
かしこ